Q1 地震が発生したらすぐに B
部屋を出て安全な場所に移動
机の下で待っているうちに強い揺れが来てドアが変形して部屋に閉じ込められたり、ガス漏れが発生する恐れがあります。
Q2 エレベーターの中で揺れが来たら?Bすべての階のボタンを押す
地震の揺れを感知して最寄りの階で停止するエレベーターもありますが、階数ボタンをすべて押して停止した甲斐で降りて避 難しましょう。万一ドアが開かない場合は非常ボタンを押して外部と連絡を取りましょう。
Q3 頑丈そうなコピー機がそばに。つかまって大丈夫?B机の下に隠れる
重量がありキャスターのついたコピー機につかまるのは危険です。机の下に身を隠しましょう。
Q4 高層ビルのエントランスにいるときは揺れが収まるまで待機する?Bビルの中に駆け込む
割れたガラスが降る恐れがあります。ビルの中に駆け込みましょう。上層は揺れが大きくなる可能性がありますが、1階は比較的揺れが小さく安全です。
Q5 近くにエスカレーターがあるときB階段から避難する
エスカレーターの乗り口に人が殺到してパニックになり将棋倒しになる危険があります。乗ったとしても人の重さで緊急停止し将棋倒しや転落の危険があります。「動く歩道」も同様です。地震によって避難するときは階段を使うのが基本です。
Q6 広いリビングルームとトイレ。逃げ込むなら ?Bトイレ
昔のトイレは四方に柱があり丈夫でしたが、現在のトイレは危険です。トイレには出入り口が一つしかないためドアが変形したら閉じ込められてしまう可能性もあります。照明やテレビなどに注意しながらリビングルームに逃げ込みましょう。できれば玄関のドアを開けておきましょう。
Q7 家が倒壊しガレキに閉じ込められました。助かるまで B人の気配を感じたら大声を出す
少しでも体力を温存しましょう。身体を動かすスペースがあれば木の破片などの固いもので壁や柱などをたたきます。
Q8 車の運転中に揺れを感じたら? Bゆっくりとブレーキを踏む
あわてて急ハンドルを切ったり急ブレーキをかけるのは禁物。ハンドルをしっかり握り前後の車に注意しゆっくりブレーキをかけて道路の左側に寄せます。停止させる時は後続車に知らせるためハザードランプの点灯を忘れずに。消火栓や交差点の近くを避けて停車しましょう。停車したらカーラジオやテレビで地震情報や交通情報などで状況を把握し周囲の状況に応じて行動しましょう。
Q9 電車が緊急停車したら? B乗務員の指示を待つ
むやみに非常コックを開けて避難するのは危険。ただし火災や煙が出たりして危険と思われる場合は係員の指示を待たず、社外の安全を確認しながら直ちに脱出しましょう。
Q10 地下鉄に乗っていて一瞬真っ暗闇になったら?B非常照明が点くまで待つ。
非常用バッテリーによってすぐに非常照明が点くようになっています。また地下鉄には非常用発電装置があり次の駅に向かうことができます。
Q11 海岸や河原で被災した場合。感じた揺れが小さいときは? B急いで高台へ避難する。
海の近くで地震の揺れを感じた時は、直ちに高台や鉄筋コンクリートの建物の五階以上に避難します。震源が近いと津波警報や津波注意報の発令を待っていては間に合わないことがあります。揺れが小さいからといって油断は禁物です。付近にいる人にも声をかけあって逃げましょう。
Q12 最初の津波の高さはわずか10㎝でした。もう安心?B安心しては駄目
津波は第二波の方が高くなるので安心しては駄目
Q13 車に乗って海岸沿いを走っているときに津波警報が。?B車は乗り捨てて走って逃げる
車で避難するのはとても危険です。乗り捨てて直ちに高い場所に走って避難しましょう。車で避難する人が多いと道路が渋滞し身動きが取れなくなってしまいます。避難できずにいる間に津波に襲われて命を落とす危険があります。
Q14 海岸から数キロ離れていれば津波に?B巻き込まれる危険がある
1m程度の津波でも、地形が平坦なら海岸から約1㎞先まで浸水するとされています。津波は化繊を逆流し、川幅が広いほど逆流する距離も長くなります。皮の近くにいる人は早めの避難が必要です。
Q15 上流の河原でキャンプ中に地震。?B急いで河原から退避する
山間部で大きな地震が発生すると土砂崩れが起きる可能性があり、土砂流となって皮を猛烈なスピードで下ってくる危険があります。ダムが崩壊して鉄砲水が流れてくる危険もあります。すぐに河原から高台の広い場所に避難しましょう。
Q16 通話規制で携帯電話が使えないときB公衆電話はほとんど不通にならない
「災害時優先通信」になっているので公衆電話はほとんど不通になりません。
Q17 携帯電話メールが普通の時、パソコンのメールは?B送受信できる
一番つながりやすいのがパソコン同士のメールです。携帯電話へのメールも携帯電話同士よりつながりやすくなっています。一番有効なのがヤフーメールやGメールなどのフリーメール。普段から使い慣れておきましょう。
Q18 前もって落ち合うと決めていた避難場所に家族がいない時 B避難場所を離れずに待つ
24時間くらいは待つ覚悟で。どうしても移動するときは「氏名、時間、行先または居場所」をメモ📝で残しましょう。避難場所にメッセージボードがあれば活用しましょう。
Q19 歩くのはイヤなので、自宅からマイカーで迎えに来てくれるようたのんでもいい?B出迎えは頼まない
家族を渋滞による帰宅困難に巻き込むだけの軽はずみな行為。緊急車両や救助車両通行の妨げの遠因にもあります。絶対ダメです。
Q20 進行方向にガソリンスタンドが。何に気をつけるべき?B計量器や天井の落下
阪神・淡路大震災では、ガソリンスタンドの計量器や天井が落下しているのを確認しています。迂回できない場合は、落下物に注意しながら進みましょう。
Q21 歩き疲れて喉がカラカラ。コンビニで水は?Aもらえる
「災害時帰宅支援ステーション」として、コンビニは水道水を提供したり、トイレを貸してくれたり、道路情報を提供したりすることになっています。「災害時帰宅支援ステーション」は、コンビニ以外にもファーストフード店、ガソリンスタンドがあります。お茶☕やミネラルウォーターを買う必要はありません。
Q22 避難所に入れるのは?B地域の住民でなくても入所できる
原則として要援護者や地域住民が優先ですが、地域の住民でなくても入所できます。
Q23 倒壊した住宅ローンは契約通り?A 支払う義務がある
住宅ローンは消えません。返済期間や返済方法も地震前と同じです。住宅を建て替えるとなると二重のローン負担になります。金融機関では返済の猶予や金利の減免など、被災者向けの特別措置を講ずる場合がほとんどです。
Q24 保険会社が保険金を払いきれずに倒産したら?B保険金はもらえる
「再保険」によって保険金はもらえる仕組みになっています。保険会社は経営危機に陥らないよう、引き受けた保険の一部を他の保険会社に移転しています。ある保険会社が破綻しそうになれば、別の保険会社が手を差し伸べる仕組みになっているので、「保険が支払われない」という事態にはなりません。
Q25 近隣の原子力発電所で放射能もれ事故が発生したら B冷静に情報を入手し指示があれば避難する
我先に車で避難すると道路が渋滞し計画的な避難の妨げになるばかりか、パニックを招く遠因にもなります。うわさに惑わされずテレビ・ラジオ・防災無線などで正しい情報を入手しながら持ち出すものをまとめるなどの準備をしましょう。
Q26 屋内避難指示が出されています。暑いのでエアコンをつけても大丈夫?Bエアコンの使用は控える
放射性物質が屋内に入らないようエアコンの使用は控えましょう。換気扇もつけるのを控えましょう。
Q27 放射性物質が付着した衣類は B洗濯機で洗っては駄目
洗濯機で洗っても、繊維の中に入り込んだ放射性物質は完全に取り除くことはできません。洗って乾かした衣服を再び切るのも放射性物質が残っているのでやめましょう。その服は玄関先など家や建物の入口で脱いでポリ袋に入れて密封します。ポリ袋は必ず屋外に置きます。
Q28 木造建築とコンクリート建築ては被曝の危険度は? Bコンクリート建築の方が安全
放射線は、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線に分けられ、物質を透過する能力が違います。熱いコンクリートや水は透過力の一番強い中性子線も止めます。木や紙はアルファ線しか止められません。避難するなら木造建築よりコンクリート建築の方が安全です。
Q29 緊急地震速報が流れてから避難する時間の余裕はA 数秒~数十秒
気象庁による緊急地震速報は、大きな揺れであるS波到達の数秒~数十秒前に発表されます。直ちに安全な場所に移動する、頭を守り倒れやすいものから離れるなど、避難行動をとりましょう。
Q30 地震発生後、ラジオは常に聴いておいた方が良い?A 常に聴く
ラジオは常に聴き正確な情報収集を心がけましょう。被災地では、デマや噂も広まりやすいので正確な情報を入手することが求められます。